オムライスのオムって何?オムライスのライスにはどんなものを使えばいいの?

オムライスのオムって何?オムライスのライスにはどんなものを使えばいいの?

真っ赤なケチャップライスを黄色い半熟卵で包んだ、あの洋食屋さんの定番メニュー、オムライス。
ご飯を卵で包んだだけのシンプルなあの料理ですが、実は意外と知らないことがたくさん・・・

今日はそんなオムライスについて、ちょっと紐解いてみました。
オムライスが大好きな人も、そうでない方も、ちょっと、オムライスな話を聞いてみませんか?

オムライスのオムとは?卵のかけ方にはどういう種類があるのか?

オムライスは和食?洋食?

さて、「オムライス」ってどこの国の料理だと思いますか?
一瞬「え?」と思ってしまいますが、れっきとした「日本で生まれた洋食」なのです。

発祥は、ハヤシライスや豚かつ、エビフライの発祥と言われているあの銀座の「煉瓦亭」。
もともとは、卵に白飯や具材を混ぜて焼いた「まかない料理」で、オムレツのようにご飯を包んでいたわけではなく、「ライスオムレツ」と呼ばれていたそうです。
それをお客様が「食べたい」といったことから出されるようになったそうです。

それから様々な洋食屋さんで、この「ライスオムレツ」の改良がなされたと言われています。

現在の、ご飯を卵で包んだ「オムライス」は、大阪、心斎橋の洋食屋さん「北極星」で作られたのが始まりと言われています。
当時、胃弱なのにオムレツが好きな方がいて、いつもオムレツとライスを注文している人を見て、「いつも同じメニューではかわいそうだから」と、ご飯を卵で包んだ「オムライス」を出してあげたものが現在の「オムライス」の始まりと言われています。
その後、洋食っぽくするためにさまざまな改良がなされて、今日のオムライスとなっていったのです。

オムライスの「オム」の由来・語源とは?

ところでオムライス、ライスは「ごはん」という意味ですが、「オム」っていったい何でしょう?
実は、「オム」とは、「オムレツ」のオムなのです。
つまりオムライスの「オム」とは、「オムレツ」の「オム」で、オムレツの中に入れる具材をご飯にしたものがオムライスなのです。

オムライスの卵の乗せ方・かけ方・包み方について

さて、一口に「オムライス」といってもいろいろあるのです。

「え?オムライスって、ご飯を卵で包んだあのオムライスじゃないの?」
そう、それもオムライスなのです・・・が。
最近はオムライスの卵のかけ方? 包み方?も随分バリエーションに富んでいます。
そんなオムライスの卵のかけ方バリエーションをご紹介します。

卵でライスを包み込むオムライス

一般的に知られている「オムライス」ですね。
しっかりと焼いてある卵にご飯がまかれているので、ぱっと見ただけではご飯を見ることが出来ないのが特徴です。

オムレツをライスの上にのせたもの

お皿に盛ったライスの上にオムレツを乗せたもので、これもオムライスの仲間です。
一目でどんなご飯かわかるのが特徴です。
このオムレツを半熟にして、真ん中にナイフを入れてオムレツを広げると、洋食屋「たいめいけん」の「タンポポオムライス」のように、半熟卵がライスに広がって包み込まれるオムライスになります。

チキンライスに半熟卵をかぶせたオムライス

ライスをお皿に盛り、その上に大きめに半熟に焼いたふわふわな卵焼きをスライドして乗せたオムライスで、上にご紹介した2種類の中間のオムライスになります。
このオムライスには、デミグラスソースやホワイトソースと言ったソースがかかっていることが多いですね。
ちなみにこの半熟卵焼きを上に乗せるタイプのオムライスは、この3種類の中で一番家庭で作りやすいオムライスで、私は料理が下手だった頃、よく息子に作ってあげていました(笑)。
また、包み込むよりも難易度が低いので、コツが判れば子供でも作ることが出来ますよ。

オムライスのライスって何を入れてもいいの?いろんな種類があるオムライスのライス

ケチャップライスが主流?

さて、「オムライス」の定義が、「ライスを卵で包んだもの」ならば、「ライス」はどんなライスがいいのでしょう?

実は「オムライス」の「ライス」には「こうでなくちゃいけない!」という定義はあまりないようです。
ただし、オムライスが世に出始めた1900年代は、ご飯にマッシュルームパピーマンなどを混ぜてライスとしていたようですが、それ以後、様々な洋食店でオムライスの改良がなされ、洋食っぽくするためにケチャップライスにするようになり、1903年ごろにはケチャップライスを使った今の形のオムライスになったようです。

けれど最近は様々な「ライス」を包む「オムライス」があるようです。
そのいくつかをご紹介しますね。

ガーリックライス

「出来上がったオムライスにはケチャップをかけるんだから、オムライスの中に入れるチキンライスにケチャップを入れる必要ないのでは?」
そんな発想から、シンプルなガーリックライスや、ケチャップ抜きのチキンライスをオムライスにする人もいるようです。
味は、通常のオムライスよりも若干さっぱりといただけます。

広東風オムライス

中華料理屋さんで出てくるようなチャーハンでオムライスを作ったもの。これに中華あんかけをかけて食べるとなかなか美味しいです。
ちなみにこの「中華風チャーハン」は、「天津丼」素になってできたとか?

ご飯をソースで味付けした「オム焼きそば風」オムライス?

ごはんに豚肉やキャベツと言った焼きそばの具材を入れて、ソースで味をつけ、それをオムライスに。
発想が面白いですね。
このオムライスはケチャップではなくて、「ソース」と「マヨネーズ」をかけて食べるのだとか?
また、焼きそば+白米でつくる「そばめし」をオムライスに包む、「オムそばめし」というのもあるそうですよ。
https://cookpad.com/recipe/2419942

和風オムライス?

きんぴらごぼうをご飯に混ぜて作った「混ぜ込みご飯」を卵で包んだ「和風オムライス」というのもあるそうです。

これは先日試してみましたが、我が家のきんぴらごぼうは若干甘めで、ご飯が全体的に甘くなってしまい、それを卵で包んで食べるのはちょっと微妙? な雰囲気でした。

和風の炊き込みご飯をオムライスにするときはケチャップを使いにくいですし、中のご飯の味でオムライスの味が左右されるようですね。

甘めの和風のご飯で作るオムライスは好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、炊き込みご飯や混ぜご飯、混ぜ寿司に錦糸卵をトッピングすることもあるので、卵と炊き込みご飯の相性が悪いわけではないと思います。

同じ和風オムライスでも、こちらのレシピは美味しそうですよ。

炊き込みご飯を作って余ってしまったら、一度試してみてはいかがでしょうか?

炊き込みご飯のリメイク和風オムライス♪
https://cookpad.com/recipe/2399814
ポイントはケチャップ代わりにかける和風の「あんかけ」と、トッピングの薬味でしょうか?

 

というわけで様々なライスがあります。
基本的に、ご飯+卵はとても合うので、ご飯をどんな味付けにしても比較的「オムライス」としては美味しく成立します。
もちろん、より相性をよくするためには、単に包むだけでなく、「オム」や「ライス」に一工夫する必要はあると思います!

ソースもアレンジできます。

さて、オムライスと言えば、「トッピングはケチャック」というのが定番のようですが、実はソースを変えるだけでもオムライスの雰囲気ががらりと変わるのです。

まず定番はケチャップやデミグラスソースが定番なのですが、

ホワイトシチューやビーフシチュー

といった「シチュー」をかけて食べるオムライスもあります。

これはオムライスが洋食屋さん発祥だという事を考えるととても納得できます。
洋食屋さんで一緒に作っていたシチューをオムライスにかければ出来上がりなのですからね。

ほかにも、カレーをかけた「カレーオムライス」や、チーズをかけた「チーズオムライス」など、さまざまなバリエーションでオムライスを楽しめます。
興味がありましたら、是非一度試してみては?

まとめ

「オムライス」と一言で言っても、「ごはんを卵で包む」という定義の他は特に決まりはなく、「美味しくできればOK」という印象を受けました。
実際、料理の最大手サイト「COOKPAD」で検索をかけてみると、様々な「オムライス」がヒットして、どれも見ているだけでお腹が空いてきそうなオムライスでした。
そんなオムライス、ちょっと食べたくなってきませんか?