最高何段まであるの?将棋の段位一覧と段位の基準・取り方について

最高何段まであるの?将棋の段位一覧と段位の基準・取り方について

最近、話題にあがることが多いですが、史上最年少でプロ棋士になった藤井聡太さんのおかげで、将棋に興味をもつひとが増えてきました。

先日の第11回朝日杯オープンでは、準決勝で羽生2冠(2018年2月現在)を破り、決勝でも広瀬章人八段を破って最年少優勝を飾りました。
っしてあっという間に藤井聡太六段となりました。五段昇段から、わずか16日での六段昇段とのことです。

さて、皆さんもご存知の通り、藤井聡太六段のように、プロ棋士には名前の後に○段というのが付きます。

私も、小学生のころから将棋が好きな友達と将棋を指して遊んできましたが、そのころは、将棋の実力をあらわす段位があることは知りませんでした。

この段のことを将棋では段位と呼びます。
将棋の段位は何段まであって、どのように段位がとれるのか説明していきたいと思います。

将棋の段位の基準とは?実は級もある?段位一覧と、昇給昇段方法について

将棋の段位について説明します。

プロ棋士については、いちばん下のクラスが6級でいちばん上のクラスが九段になります。
女流棋士については、いちばん上のクラスが六段になります。
アマチュアについてはいちばん下のクラスが10級でいちばん上のクラスが六段になります。

将棋ファンのみなさんは、ニュースで聞いてとても気になったと思いますが、中学生でプロ棋士になった藤井聡太四段はどのように段位を取ったのでしょう。

四段

プロ棋士ははじめ、四段から対局をかさねてゆきます。まず四段になるには奨励会という教習所のようなところを卒業しなければなりません。

奨励会にはたくさんのプロになる前のひとたちが、対局をくりかえして昇段をめざしています。四段にあがるためにはその養成所での対局で勝ち抜く必要があります。

名人戦順位戦での昇段(五段~九段)

プロになると、名人戦順位戦(名人戦の予選)というものが行われます。順位戦のクラスによって段位が分かれます。
C級2組には四段が、以降、C級1組には五段、B級2組には六段、B級1組には七段、A級八段以上が参加しています。

つまり、各順位戦のクラスで、上位に入賞し、上のクラスに上がると、昇段となります。

藤井聡太六段の場合、2018年2月1日(木)にC級2組で9戦9勝0敗。
10戦を待たずしてクラスアップ、つまり五段昇段が決まりました。

ちなみに、名人を獲得すると、九段になります。
ただし、名人に挑戦するためにはA級で1位となり挑戦権を獲得する必要があります。
ですから、名人になったから飛び級で九段になる、ということはありません。

タイトル戦以外の棋戦での昇段(五段~七段)

順位戦による昇段以外にも、いくつか昇段の条件があります。

その一つに、タイトル戦以外の棋戦でも、全棋士が参加している棋戦で優勝すると昇段できる、という条件があります。

藤井聡太さんが六段に昇段したのも、この条件をクリアしたからです。

2018年2月に藤井聡太さんが優勝した、朝日杯将棋オープン戦は、全棋士参加のトーナメント戦になります。
昇段の条件をクリアしている大会というわけです。

そこで優勝したために、優勝した日をもって藤井聡太さんは六段昇段となりました。

ただし、タイトル戦以外での優勝による昇段は七段までとなります。

 

そのほかに、昇段するためには、タイトル戦に出た回数か、あるいはタイトルを獲得した回数できまります。

また、八段であるA級にどのくらいの期間在籍していたかによって九段になれたり、そのクラスで何勝したか、という条件でも昇段できたりします。

アマチュアでも段位はとれるの?プロとは違うアマチュア段位とそのとり方

アマチュアが段位をとるためには将棋道場で対局することです。

道場に通って、対局すれば、自分の実力がどのくらいあるかわかります。
将棋道場で何局か指すと道場であなたは10級、3級などというように級位や段位をとることができます。
道場での対局であるていどの勝ち数をあげれば、級位や段位がとれるということになります。
将棋道場に通ってそこの道場で決められたルールで対局していけば級位や段位をもらえるのです。

そのほか、将棋大会に参加するという方法もあります。
将棋の全国大会である程度の成績をあげれば、日本将棋連盟というところから免状をもらえます。
免状とは、あなたはいま何級ですよ、とかあなたはいま何段ですよ、といったことが書かれた賞状のことです。

また、新聞や雑誌などの試験問題を解くことで段位をとることもできます。
新聞や雑誌を手に入れて、毎月だされる問題がありますので、その答えをはがきで送ります。

引退したら段位はどうなるの?

プロ棋士が引退するということは、将棋の対局で勝てなくなったということです。
順位戦で成績がだせないプロはフリークラスに落ちてしまいます。
ルールでは、10年以上きめられた成績がだせなかったプロは引退させられるのです。
ですので、10年以内のうちにフリークラスから上にあがることができれば、順位戦での段位のまま対局できることになります。

最近では加藤一二三さんが2017年6月20日に引退されました。

まとめ

アマチュアの人が段位をとるにはいろいろな方法があります。私も、ネットの将棋では2級の免状を申請して、日本将棋連盟から認定をもらったことがあります。
道場が自宅の近くにないという人や、道場に通う時間がないときは、インターネットの将棋道場もありますので、そちらをおすすめします。
そのほか、新聞や雑誌の問題を解いたりして、段位の認定に挑戦したこともあります。
スマートフォンの将棋アプリからは、将棋の対局を楽しみながら段位をとることにも挑戦できるので、面白いと思います。
そして、将棋ファンの人なら、強くなって、より上の段位をとることはあこがれだと思います。
今は、人工知能が人間の将棋の名人に将棋の対局で勝ってしまう時代になりました。
将棋の対局について、人工知能、AI、コンピューターと人間の戦いはとても面白いものです。
そして、将棋ファンの私としては、お互いに人間同士で、より上の段位を目指しながら、将棋の対局を研究することも、ひとつの楽しみだと思います。