伝説のヴィジュアル系四天王とは誰のこと?

伝説のヴィジュアル系四天王とは誰のこと?

1990年代、音楽シーンにおいてヴィジュアル系バンドブームと呼ばれた時期がありました。

ヴィジュアル系とは奇抜なファッションや化粧を施すことにより、独自の世界観を表現することです。
特定の音楽ジャンルではありません。

バンドブームの火付け役としてXJAPANがあげられます。

まさに前述に述べた特色を備えたヴィジュアル系バンドと呼べます。
その後に続くのがLUNA SEAであり、L’Arc~en~Ciel、GLAYといったバンドが代表格と言えます。

そのブームの最中、ヴィジュアル系四天王と呼ばれた4つのバンドがありました。

ラクリマ・クリスティ

ラクリマ・クリスティとはキリストの涙という意味になります。
誰も見たことのないキリストの涙の色を楽曲とステージングで表現したいという思いが込めらているそうです。
5人組バンド。

ラクリマ・クリスティの代表曲

未来航路
Without-you

SHAZNA

97年のデビューからSHAZNA現象と呼ばれるほどの空前絶後の人気を得た。
しかし、常軌を逸した多忙なスケジュールと各関係者の人数が増えるにつれて、メンバー自身が主体的に音楽を指揮するのが難しくなる。
停滞期を経て活動休止に至り、後に解散している。

3人組バンド。

SHAZNAの代表曲

MeltyLove
すみれSeptemberlove

MALICE MIZER(マリスミゼル)

あのGACKTが所属していたバンド。
黄金期のメンバーでの活動は3年ほどでしたが、中世ヨーロッパをモチーフにした幻想的で独特な世界観と演劇的なパフォーマンスでヴィジュアルロックシーンにおいて歴史を作った伝説的なバンド。
グループ名はフランス語に由来する悪意と悲劇。しかし、メンバー間の意見の対立や、メンバー交代などもあり活動休止中。

5人組バンド。

MALICE MIZERの代表曲

Macherie~愛しい君へ~
オルヴォワール

FANATIC◇CRISIS

コテコテの黒服系ヴィジュアル系バンドとは一線を画し、ポップス色の強い明るい楽曲と派手でありながらもファッショナブルな服装で活躍していました。
インディーズ時代は主に中京圏で活躍。名古屋系バンドの代表格。既に解散している。

5人組バンド。

FANATIC◇CRISISの代表曲

火の鳥
one-for-all

90年代の中盤以降、ヴィジュアル系バンドは絶頂期に突入しました。

正確な年代をあげるなら、1997年頃になります。

その当時活躍していたバンドが前述に述べた4組のバンド…ヴィジュアル系四天王と呼ばれた彼等です。

特にマリスミゼルのパフォーマンスは突出していました。

ロックとクラシカルを融合させた音楽性だけではなく、ライブ中に曲によりましては演奏せず、演劇やミュージカルのようなパフォーマンスを披露しました。

SHAZNAはvocalのイザムが女装してパフォーマンスするという新たな方向性を示し、注目を浴びました。

ラクリマ・クリスティやFANATIC◇CRISISはそれまでハードロックよりだった音楽性に対して、より一般的に馴染みやすいポップス系の音楽性を打ち出して脚光を浴びました。

それぞれのバンドの特徴は様々ですが、共通していえるのはヴィジュアル系ブームを確固たるものにした存在といえます。

ヴィジュアル系自体がポップス路線に変更したかと言えばそういうことではなく、攻撃的で重圧感のあるサウンドが特徴なDIR EN GREYもこの頃に台道して今日まで活躍しています。

それ以外でも技術があるバンドが知名度をあげるため、ヴィジュアル系ブームに乗っかったバンドもありました。

そのバンドがジャンヌダルクであり、シャムシェイドといったバンドになります。

デビュー当初こそ化粧をしてヴィジュアル系を打ち出していましたが、その後は素顔での露出が増えていきました。
また、この頃から活動形態や世界観の違い、方向性等ひとえにヴィジュアル系といっても細分化されていきました。

90年代中盤~2000年代のヴィジュアル系の発展していく勢いはすごいものがありました。

その発端になったのがヴィジュアル系四天王と呼ばれた4つのバンドにいえることだと思います。
一時代を築いた彼等の存在は今日に至りましても良い思い出として今も語り継がれています。