平山綾拳容疑者の自宅は、埼玉県越谷市花田4丁目にある3DKのアパートであることが明らかになりました。家賃は月額6万7000円で、1人暮らしにしては広めの間取りだといえます。
近隣住民の話では、平山容疑者が引っ越してきたのは今年の1月ごろ。部屋からは昼夜を問わず物音がほとんどしなかったといいます。捜査関係者は、1人で住むには広いと思われる3DKを借りた理由について、「事務所として使用していた可能性がある」と指摘しています。
平山綾拳の自宅住所は越谷市花田4丁目8-7のアパート「マインドハイムアーバンハナタB」
平山綾拳容疑者の自宅とされるアパートの外観写真が、一部メディアで公開されました。報道によると、自宅は埼玉県越谷市花田4丁目にあるとのことです。
早速、この周辺を詳しく調べてみました。すると、越谷市花田4丁目8-7に位置するアパートが、報道写真と酷似していることが分かったのです。
Googleマップで見た様子です。
このアパートは、2棟の建物から成る複合型の賃貸住宅。A棟とB棟に分かれており、間取りは2DKから3DKまで様々です。家賃は6万円台から7万円台が相場のようですね。
注目すべきは、報道写真に写っていたアパートの特徴と、このB棟の外観がよく一致していること。駐車場に面した側の屋根には小さな突起があり、ベランダの手すりなども瓜二つです。
さらに興味深いのは、B棟の屋上にアンテナのような構造物が設置されていたこと。一般的な集合住宅ではあまり見られない特徴で、報道写真でもこの突起が写り込んでいました。
周辺住民への取材で分かったところによれば、平山容疑者が住んでいた部屋は3階建てのB棟の最上階。1人暮らしには広めの3DKで、家賃は6万7000円だったといいます。
アパートの名称は「マインドハイムアーバンハナタB」。今のところ、平山容疑者がどの号室に住んでいたのかは明らかになっていません。
家宅捜索で複数の証拠品が押収されたこのアパート。捜査の進展に伴って、さらなる事件の全容が明らかになるかもしれません。B棟の一室で、一体何が行われていたのか。注目が集まります。
平山綾拳自宅アパート越谷市花田4丁目自宅周辺の住民の証言は？
平山容疑者の自宅アパート周辺の住民からは、容疑者の普段の様子について興味深い証言が得られています。
ある住民は「ガラが悪い感じで、ちょっと不良っぽい雰囲気の青年だった」と証言。別の住民は「体格がいいけど無口な印象。たまにキャバ嬢風の金髪女性の訪問者がいた」と話しています。
左腕に大きな和彫りの入れ墨があることも、近所ではうわさになっていたそうです。日中は建設業の仕事で出かけ、夜遅くに帰宅する生活サイクルだったといいます。周囲からは不審がられつつも、目立ったトラブルを起こすことはなかったようです。
平山綾拳自宅アパート越谷市花田4丁目から那須町までの経路は？
平山容疑者の自宅がある埼玉県越谷市から、遺体の発見された栃木県那須町までは直線距離で約150km。
もし、自宅の越谷市から移動した場合は、東北自動車道に入り、宇都宮ICで降りてから那須ICまでは県道を使うルート。所要時間は約2時間半と見られます。ただし事件当日の未明、那須町現場付近では複数の人影が目撃されており、共犯者との待ち合わせ場所があった可能性も指摘されています。
また、平山容疑者自身は車を貸しただけという証言をしています。
そこで、平山綾拳容疑者の供述と、防犯カメラの映像などから、事件前後の被害者と容疑者の動きが少しずつ明らかになってきました。時系列に沿って整理してみましょう。
宝島龍太郎さんの足取り4月15日午後9時頃：
- 宝島龍太郎さんが東京都台東区の防犯カメラに、自転車に乗る姿が映る。
宝島龍太郎さんの足取り4月15日夜〜深夜：
- 宝島さんと妻とみられる女性が、若い男と一緒に車で上野から品川区の東品川へ移動。
- 東品川で複数の人物と会話する姿が防犯カメラに記録される（平山容疑者の姿や車はなし）。
- 約30分滞在した後、2人は自ら車に乗り込んで東品川を後にする。この時点で異常な様子はない。
宝島龍太郎さんの足取り4月16日未明〜朝：
- 都内のどこかで、宝島さん夫婦は平山容疑者が用意した別の車に乗り換えたとみられる。
- 栃木県内の現場まで約200km移動。この間に殺害された可能性が高い。
平山容疑者の供述
- 現場には行っておらず、被害者とも面識がない。
- 指示役の「アニキ」的人物から依頼を受け、粘着テープや蛍光灯などの道具を購入。
- 犯行に使われた車を貸したことは認めているが、指示役の名前は明かしていない。
専門家の見解としては、
- 狭い車内で2人を拉致監禁するのは難しいため、一度別の場所に監禁した後に現場に向かった可能性がある。
- 被害者の女性のみ頭蓋骨骨折があったことから、監禁中に抵抗したため激しい暴行を受けたのではないか。
- 感情的になった犯人グループが、計画性のない犯行に及んだ可能性もある。
平山容疑者以外にも複数の共犯者がいるとみられ、警察は関与が明らかになった人物から順次逮捕する方針です。ただ全容解明にはまだ時間がかかるとの見方が強まっています。
平山綾拳自宅アパートからの足取り浮上！那須町の現場には同行せず
捜査の進展により、事件前後の平山容疑者の足取りが明らかになってきました。
平山容疑者は事件発覚の前日、4月15日夜に都内のコンビニで複数の人物と合流し、自身の車を引き渡したことが確認されました。しかし、その後平山容疑者は那須町方面には向かわず、都内に留まっていたことが判明。16日未明には、1人で飲食店に立ち寄る姿も目撃されています。
一方、平山容疑者から車を受け取った人物たちは、そのまま那須町に向かったとみられ、車内からは被害者とみられる女性の血痕が検出されました。
平山容疑者は、事前に知人から遺体の処理を依頼されていたと供述。その人物については、「数回飲んだことがある知人」「あだ名しか知らない」などと説明しているといいます。
警察は現在、平山容疑者が車を引き渡した人物たちの特定を急ぐとともに、指示役とみられる人物の割り出しを進めています。被害者の最後の足取りと、平山容疑者ら関係者の行動。その時間差の中に、事件の真相が隠されているとの見方が強まっています。
平山綾拳自宅アパート越谷市花田4丁目8-7での家宅捜索の状況は？
平山容疑者の死体損壊容疑での逮捕を受け、越谷市の自宅アパートでは家宅捜索が行われました。4月21日夜に捜索が実施され、多数の捜査員が出入りする様子が確認されています。
捜査関係者によれば、容疑者の自宅からは事件に関連する可能性のある複数の証拠品が押収されたとのこと。パソコンやスマートフォンも回収され、デジタルフォレンジック調査に回されるものとみられます。
また自宅アパートの駐車場では、事件に使用された可能性のある黒い乗用車がレッカー移動される様子も目撃されました。車内からは血痕反応が検出されたとの情報もあり、犯行時の状況解明につながることが期待されます。
家宅捜索で得られた証拠品は、平山容疑者の取り調べと照合されながら、慎重に吟味が進められることでしょう。事件の全容解明に向けて、捜査は大きく前進したといえそうです。
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