縁日の出店通りを歩くと、赤いリンゴ飴がひときわ目立って見えますね。
飴かかっていて、出店のライトや日の光を浴びてきらきら光っていて、とてもきれいに見えます。
ところで、あのリンゴ飴、出店や屋台の定番のように感じていますが、例えば「お家で作れたりするのかな?」なんて、思ったことはありませんか?
今日は、そんなリンゴ飴の作り方と、欧米でのリンゴ飴の事、ちょっと変わったリンゴ飴な雑学を紐解いてゆきたいと思います。
知っていたら、もしかしたらお友達に自慢できるかも?
リンゴ飴とはなに?どうやって作るの?おいしい作り方のコツはあるのか?
日本ではお祭りや縁日の風物詩、海外では・・・?
リンゴ飴とは、リンゴを棒にさして飴でコーティングしたもので、縁日やお祭りの出店で見かけますね。
実はこの「リンゴ飴」、日本でできたものだと思っていたのですが、実は海外発祥なのです。
アメリカの西海岸のとある収穫祭で、リンゴに飴をかけたものがふるまわれ、それが海外へ渡って今の日本のりんご飴になった、という説が有力です。
リンゴはその昔、ヨーロッパからアメリカ大陸へ移民した人たちによって持ち込まれ、開拓時代にはその開拓地にリンゴの苗が植えられ、そこに街が作られ、開拓民と共に大陸に根付いていったと言われています。
もしかしたら欧米の人たちにとってリンゴは、開拓時代から共に生きてきた収穫の象徴だったのかもしれませんね。
そんなリンゴ飴、現代では収穫祭の他にもハロウィンやちょっとした年中行事での定番となっているそうです。
さて、日本では真っ赤なリンゴをきらきらな飴でコーディングしたものが定番ですが、海外の地域によってはカラメルでコーティングしたものもあったり、はたまたロリポップキャンディー(棒付きキャンディー)のように華やかにデコレーションされていたりと、バラエティーに富んでいるようです。
そして呼び名も、日本では「リンゴ飴」と呼ばれていていますが、海外では違う呼び名がついている所もあります。
たとえば・・・
- アメリカ→toffy apple(カラメルリンゴ)
- イギリス→toffee apple(カラメルリンゴ)
- ドイツ→Paradiesaepfel(楽園のリンゴ)
- フランス→pomme d’amour(愛のリンゴ)
「愛のリンゴ」「楽園のリンゴ」と呼ばれている所はヨーロッパが多く、これは聖書のアダムとイブとリンゴの逸話が元になっているのかもしれませんね。
美味しいリンゴ飴の作り方
そんなリンゴ飴、「家で作るなんて無理でしょう?」と思っている方も多いかもしれませんが、実は家でも作れます。
材料も、砂糖、水、リンゴがあれば手軽にできますし、食紅があれば出店で見かけるリンゴ飴のようなきれいな赤いリンゴ飴が作れます。
道具も特別なものはいりませんが、100℃以上測れる温度計があったらもっと作りやすいかもしれませんね。
ちなみに、料理レシピの最大手「COOKPAD」で検索をかけてみると、50ものレシピがヒットします。
そこで、COOKPADでも人気レシピをご紹介します。
❄︎簡単❤️可愛い❤️縁日のリンゴ飴❄︎
https://cookpad.com/recipe/4208726
【プチ♡ カリカリ♡ リンゴ飴】
https://cookpad.com/recipe/922214
思い出の味♡リンゴ飴
https://cookpad.com/recipe/3469084
美味しいリンゴ飴の見分け方
出店でリンゴ飴のお店を見つけて買う時、「どれが美味しいんだろう?」って迷ったこと、ありませんか?
ちなみに私は選ぶのが下手で、酸っぱすぎるリンゴ飴を選ぶことも多く、いつも慎重に選んでは失敗しています。(笑)
実は、甘くておいしいリンゴ飴を選ぶコツがあるのです。
〇小さいリンゴよりも大きめのリンゴの方が甘くておいしい
一般的に、小さなリンゴは酸味が強くて、大き目なリンゴは甘みが強い。
リンゴ飴にするリンゴは、酸っぱいリンゴよりも甘いリンゴの方が美味しいのです。
〇リンゴ飴の表面に気泡が浮いていたら新鮮なふじリンゴで、美味しい可能性大。
リンゴ飴の屋台で売られているリンゴの品種は、紅玉やジョナゴールド、ふじがメインなのですが、リンゴ飴にしたとき、飴の表面に気泡が浮いてくるリンゴは「ふじ」で、新鮮な可能性が高いそうです。
新鮮であれば美味しい可能性大!これはぜひ選びたいですね。
〇りんご飴の耳が大きかったら、その飴職人は雨を作るのが上手なので美味しい。
「耳って何?」という声が聞こえてきそうですね。「耳」とは、りんご飴の上の方で飴が広がっている所です。
りんご飴では見つけにくいかもしれませんが、りんご飴と一緒にブドウ飴が売っていたら、とてもわかりやすいかもしれませんね。
もしも縁日や屋台でりんご飴を買うときは、是非参考にして、美味しいリンゴ飴をゲットしてくださいね。
リンゴ飴でおしゃれ?リンゴ飴のかわいい食べ方と、リンゴ飴ネイルについて
リンゴ飴のかわいい食べ方ってあるの?
リンゴ飴は、色がかわいらしい上に女子が浴衣姿で持っていると、とても画になってかわいらしいですよね。
そんなリンゴ飴、どうせならかわいらしく食べたいですよね。
彼氏や気になる人と一緒だったら特に・・・ね。
リンゴ飴を「かわいく食べる」のには実はコツがあるのです。
いくつかご紹介します。
○飴の部分をひたすら食べる
せっかくリンゴ飴、リンゴと飴を一緒に大きな口でかじって食べたいところですが、あんまり大きな口を開けて食べるとかわいらしさ半減ですので、大きな口を開けずになめてみましょう。
〇表面の飴の部分をかじる
口をあまり大きく開けずに、かじります。これもハムスターやうさぎさんみたいでかわいいです。
また、人によっては「食べずに持って帰って、家でワイルドにかじる!」という女子もいらっしゃるとか・・・
あなたはどのタイプですか?
リンゴ飴専門店がある?!
縁日やお祭りの出店やや屋台で定番なリンゴ飴なのですが、最近は専門店まであるそうです。
場所は東京の新宿、「ポルダムールトーキョー」です。
ポルダムトーキョー
http://lucky11090321.wixsite.com/pommedamour-tokyo
テレビでも紹介されたことがありますので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
ディスプレイされているリンゴ飴が、とてもかわいらしくて光を反射してきらきらしててとても素敵です。
このお店のリンゴ飴の特徴は
- 大きめなリンゴを、ナイフとフォークを使って食べる
- 外側の飴のコーティングを選ぶことが出来る
点です。また、コーティングの味も、「ココア味」や「シナモン味」が選べたり、別注文で「チョコフォンデュ」もあったりと、様々なオプションがあり、リンゴ飴が好きなら、ちょっと足を運んでみたいですね。
もちろん、リンゴ飴はテイクアウトできるものもありますので、お土産に買ってゆくのも素敵。
最近流行りのリンゴ飴ネイル
「りんご飴ネイル」ってご存知ですか?
オシャレでフェロモン(色気)あふれるメイク「おフェロメイク」が流行していますが、おフェロはメイクだけでなく、ネイルにまで広がっていました。
それが、「リンゴ飴ネイル」です。
淡いピンクとリンゴのような優しい赤を中心としたパステルカラーに、飴細工のような艶のある仕上がり、まさにリンゴ飴みたいなネイルです。
この「リンゴ飴ネイル」、TwitterやSNSで広がり、話題になったネイルなのです。
コツは、「ちふれ」の「115 透明ピンク」で仕上げること、これを使うと、かわいいりんご飴ネイルになるそうです。
「ちふれ」の「115 透明ピンク」
http://amzn.to/2An7k3d
ごてごてとした派手なネイルはちょっと・・・という方でもこんなかわいいりんご色のネイルだったら、トライしてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
「リンゴ飴」・・・実は私たちが考えている以上に奥が深く、身近で、歴史もある食べ物だったのですね、初めて知りました。
もしも出店や屋台でリンゴ飴を見かけたら、ちょっとだけ、そんなことに思いをはせながら美味しいリンゴ飴を選んでみてはいかがでしょう?
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