例年、6月に入ると夏のおたより郵便はがき(かもめ~る)が発売されます。
年賀状とは違って暑中見舞いを出す人は少ないですが、遠く離れている大切な人に、夏のご挨拶を書いてみてはいかがですか。
出す人が少ないからこそ、より気持ちが伝わるかもしれません。
暑中見舞いの書き方や、かもめ~るの賢い使い方についてまとめてみました。
暑中見舞いと残暑見舞いの違いと、かもめ~るの使い方について
暑中見舞いや残暑見舞いといえば、暑中見舞い用のはがきである、かもめ~るを使う人は多くいらっしゃると思います。
では、そもそも、暑中見舞いのはがきはいつ使えばいいのでしょうか。
実は、暑中見舞いと残暑見舞いを出す時期は決まっているのです。
暑中見舞いを出す時期とは
暑中見舞いは、夏の一番暑い時期に、相手の健康を気遣って出される挨拶状です。
「暑中見舞い」の言葉どおり、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」の頃に送りましょう。
残暑見舞いを出す時期とは
残暑見舞いは、暑中見舞いより遅い「立秋(りっしゅう)」を過ぎた時期に出される挨拶状です。暑中見舞いをもらった人に返事を書く時に、暑中見舞いの時期を過ぎてしまった場合にも、残暑見舞いを送ります。
2018年の小暑・大暑・立秋は?
2018年の小暑は7月7日、大暑は7月23日、立秋は8月7日となっていますから、7月7日から8月6日までに届くように投函したいところです。
ですが現在では、梅雨明け後から立秋前にかけて送れば良いとされているようです。
かもめ~るは残暑見舞いに使ってもいいの?
「立秋」や「残暑」とは言え、実際はまだまだ夏の盛りですが、立秋以降は残暑見舞いとするのがマナーです。遅くても8月末までには届くように投函しましょう。
寒中見舞いに年賀はがきを使うのはマナー違反ですが、残暑見舞いにかもめ~るを使ってもマナー違反にはなりません。
安心してかもめ~るを使ってください。
文面のポイント
その年の気候によっては、猛暑の地域や冷夏の地域があるかもしれません。
そんな時は、送る相手が住んでいる地域の気候に合わせた文面にするなどの工夫が必要です。
そもそも、かもめ~るとは何か?当選番号はどこで見ればいいのか?
かもめ~るとは、日本郵便株式会社が発行している、くじ番号がついた郵便はがきです。
かもめ~るの正式名称
昭和25年6月に初めて発行され、現在発行されている種類には無地と絵入りがあります。
正式名称は「夏のおたより郵便はがき」と言い、かもめ~るは愛称です。
普通のはがきと同じ金額でくじが付いているため、送った相手に喜ばれます。
また、絵入りはがきを使えば簡単にきれいな暑中見舞いが作れるため、パソコンが苦手な人にも便利な商品です。
かもめ~るの発売時期について(2018年版)
その年度に発行されるかもめ~るについては、例年4月中旬以降に報道発表があり、6月に入ってすぐに発売されることが多いようです。ここ10年ほどの統計を見ますと、販売期間は、6月に入ってすぐから8月20日過ぎまでとなっています。ですが例外もあり、早い年は5月30日に販売開始になりました。
かもめ~るの当選番号について
くじの当選番号は、日本郵便株式会社のホームページ、または郵便局の窓口で知ることができます。郵便局窓口には当選番号を掲示してあり、当選番号が印刷された小さいチラシをもらうこともできます。
くじの引き換え期間は、9月上旬から翌年の3月上旬までです。半年もあるからと確認や引き換えを後回しにすると、つい忘れてしまいます。早いうちに確認、交換をするようにしましょう。郵便局窓口に当選したかもめ~るを提出して、当選したと伝えてください。
2017年のかもめ~る当選番号
なお、2017年(平成29年)のかもめ~るの当選番号ですが、
現金賞(1万円)は、51138、52822、91042
QUOカード賞(QUOカード1,000円分)は、2618
になります。
まとめ
・2018年の暑中見舞いは、梅雨明け後から8月6日までに届くように送る。
・2018年の残暑見舞いは、8月7日以降から8月末までに届くように送る。
・かもめ~るは、暑中見舞い、残暑見舞い用の郵便はがきで、どちらにも使える。
・当選番号は、日本郵便株式会社のホームページ、郵便局窓口で確認できる。
・交換期間は9月上旬から翌年の3月上旬まで。
暑中見舞い・残暑見舞いを上手に活用して、大切な人との関係を深めてみませんか?
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