もうすぐバレンタインの季節ですね♪
学生時代はよく、意中の相手に手作りチョコを作ったものでした・・・(*^_^*)
一方、大人になってからはなかなか作る機会も少なくなってきたので、いざチョコレートを作ろう!とおもってもどんなものを作ればよいのか迷ってしまいますよね。また、相手の年齢によってもいろいろと考えてしまうと思います。(歳をとればとるほど甘いものが苦手になってしまう方もいるみたいです・・・もちろん個人差はありますが!笑)
そこで、せっかく大人になったんですから、ちょっと大人の味が楽しめる『ウイスキーボンボン』を作ってみるのはいかがでしょうか。
オトナな彼の心をわしづかみすること間違いなしです!!ライバルに差をつけることもできちゃうかも・・・!!!
そんな『ウイスキーボンボン』のレシピについて、ご紹介します!!
そもそもウイスキーボンボンって何?
ウイスキーボンボンの基礎知識
いきなりレシピでもいいのですが、まずは基本的な知識を押さえておきましょう。せっかく渡すものなのに、そもそもウイスキーボンボンって何?お菓子なの?お酒なの?と頭の中がハテナになってしまっては意味がありません。
まずは、簡単にウイスキーボンボンについてご説明します。
ウイスキーボンボンとは・・・?
ウイスキーボンボンといえばチョコレートでコーティングされたものを想像してしまいますが、チョコレートで包まれていないものも総称して『ウイスキーボンボン』(ウイスキーを包んだ一口サイズの砂糖菓子)と呼ばれているようです。
もともとは、ボンボン・ア・ラ・リキュールと呼ばれる洋酒入りのボンボン菓子(砂糖でコーティングをしたお菓子)の一種。そのボンボン菓子に使われているお酒がウイスキーだと、ウィスキーボンボンと呼ばれます。
そもそも「ボンボン」とは、元来一口サイズの砂糖菓子を指す言葉のようですが、そこから派生して一口サイズのチョコレートを指すようになりました。チョコレートでコーティングしたウイスキーボンボンのことは『ウイスキーボンボンショコラ』とも呼ばれています。
日本初のウイスキーボンボン
日本で最初にウイスキーボンボンを作ったのは、マカール・ゴンチャロフだといわれています。マカール・ゴンチャロフは1932年、日本人三戸伊之助とともに合資会社「エム・ゴンチャロフ」を設立した方で、ゴンチャロフ製菓のロゴには、ウィスキーボンボンを作り始め菓子販売を開始した1923年にちなんで、1923という数字が入っています。
やはり異国情緒あふれるお菓子。日本で最初につくったと言えど、日本人の方ではないようですね。
まずは手軽に挑戦!ウィスキーボンボン風チョコレートでライバルに差がつくバレンタインチョコレートアレンジ!
ウイスキーボンボンについて理解したところで、作り方についてご紹介していきましょう。
ウイスキーボンボン初心者の方には、ウイスキーボンボン風のチョコレートがおすすめです!
短時間かつ少ない工程で、ほかにはないオリジナルチョコがつくれちゃいます♪
沢山あるクックパッドのレシピの中から、比較的作りやすいレシピを選びました。クックパッドへのリンクも掲載しましたので、参考にしてみてください。
黄金比!ウイスキーボンボン風の生チョコ
正確に言えば、ラムを使っているのでラムボンボンですが、ラム酒の香りがクセになる、甘く大人な一品です。
最初にココアを軽くまぶしてから切るほうがキレイです。仕上げに上からふるってそのまま箱へいれましょう★
【材料】
ガーナミルクチョコ 2枚(116g)
ガーナホワイトチョコ 4かけ(15g)
生クリーム 65cc
ラム(マイヤーズ使用) お好みで
ココア 適量
【作り方】
- タッパーを用意。だいたい2cm×2cmの正方形が9個できる感じです。
- タッパーにラップかクッキングシートをしく。ラップはしわしわになりやすいのでクッキングシートがおすすめ
- チョコは手でパキパキっと小さめに砕いてボールへ
- 生クリームを鍋のまわりにふつふつと泡が出てくるぐらいまであたためボールへ
- 手早く混ぜる!ダマが残るようならボールごと湯銭につけてまぜる
- 溶けたらラムを入れる。今回はウイスキーきつめで大さじ1入れました。湯銭で混ぜたらすぐ飛ぶので味の調整可能★
- タッパーに流し込んで 冷蔵庫で2時間ほど冷やす
- 固まったらココアを軽くまぶす
- 水道からお湯をだし、包丁を少し温めてからタオルでしっかり水を拭き取りカットする
- 切り口にもココアをまぶして完成★
簡単本格!パリとろ♡ボンボンショコラ風
ガナッシュが入ることで、中身がトロっとします。触感が変わることで、手がかかっているな、という印象も☆
お酒が苦手な彼にはレシピ通りに。お酒が多少大丈夫な彼には、生クリームを少なくしてその分ブランデーを入れるというテクもありますよ♪
【材料】
ブラックチョコレート 150g
<ガナッシュ>
ミルクチョコレート 50g
生クリーム 25cc
<ストロベリーガナッシュ>
ストロベリーチョコレート 50g
生クリーム 25cc
【作り方】
- ブラックチョコレートを湯煎で溶かします。すべて溶け切ったら湯煎から外し少し冷まします。
- 型にチョコを流します。チョコが固まらないうちにひっくり返して中のチョコは流します。
- 余分なチョコを流したら冷蔵庫で固めます。
- ガナッシュを作る。ミルクチョコに温めた生クリーム(25cc)を入れ、湯煎にかけながら混ぜます。ストロベリーも同様。
- 固まった型に少し冷ましたガナッシュを8分目~9分目まで流し込み、冷蔵庫で固めます。
- 残っているブラックチョコで蓋をするように流し込み、固めます。
- 型から取り出して完成!チョコを飾りでかけたりしてもかわいくできます。
本格ウィスキーボンボンショコラの作り方!上級者は味と見た目で差をつけろ★
初心者向けのウイスキーボンボンを紹介しましたが、上級者のアナタにおすすめしたい本格レシピもご紹介しちゃいます!!
本格 ウイスキーボンボンショコラ
手作りのウィスキーボンボンのメリットは、自分でウィスキーの銘柄を選べること。お相手のお酒の好みがわかっていれば、心もぐっとつかめること請け合いです。
【材料】
○ボンボン
コーンスターチ 適量(用意したタッパーを敷き詰めて余るくらい)
グラニュー糖 200g
水あめ 6g
お好みのウイスキー 60g
水 60g
○コーティングのチョコ
ビターチョコレート 適量
【用意する道具】
- 薄く幅の広いタッパー
- 鍋
- ボール
- ふるい
- ハケ
- 水差しまたはスポイト
- 温度計
- 大きめのチョコ型
【作り方】
- 型をつくる
薄いタッパーにコーンスターチをすり切りいっぱいまで敷き詰めます。コーンスターチは型となりますのどえオーブンを使って低温で焼いた乾燥しているものの方が後でくっつかなくて済みます。敷き詰めたコーンスターチを窪ませて型をつくりましょう。お好みの凸型があればそれを押し付けて型を取ってください。 - ウイスキーシロップをつくる
グラニュー糖、水あめ、水を鍋に入れて強火にかけ、温度計を使って110度まで加熱します。110度丁度で火から上げ、ボールに張っていた水に少しだけ鍋の底をつけて余熱を防ぎます。鍋の中身をボールに入れたウイスキーにゆっくり流しいれます。混ぜずにさらにボールの中身を鍋に戻し、何度も静かに鍋とボールを往復させ混ぜ合わせます。これでウイスキーシロップは完成です。 - シロップを型に注ぐ
作ったシロップを水差しやスポイトを使って静かにタッパーに窪ませた型に注ぎます。こぼれないように注意してください。入れ終わったら、ふるいでコーンスターチを表面に振りかけます。完全に見えなくなるくらい十分に振りかけてください。シロップが完全に埋まった状態で6時間ほど動かさずに置きます。 - 固まってきたシロップを動かす
そっと破らないように上下をさかさまにしてください。この状態から、また6時間ほど置きます。 - 固まったボンボンを取り出す
温度が高かったり濡れたりするとボンボンは破けてしまうので、気を付けて掘り出しましょう。掘り出したボンボンはハケできれいにして取り出します。デリケートなので優しく扱って下さい。 - ボンボンをチョコレートでコーティングする
ビターチョコレートを湯煎で溶かします。溶かしたチョコレートとボンボンを大きめのチョコ型に流し込み、冷蔵庫へ入れましょう。
これで完成です★
(ウイスキーをおいしく飲むためのサイト、BARRELより)
まとめ
簡単なウイスキーボンボン風のレシピと、本格的なレシピについて紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
プレゼントして楽しむもよし!自分へのご褒美に楽しむもよし!
アナタなりの楽しみ方で、極上の大人のお菓子『ウイスキーボンボン』を堪能してみてくださいね(^O^)
ちなみに、もしウィスキーが余ってしまったら・・・その時は、ウィスキーを冷凍庫にいれてください!
ウィスキーは冷凍庫に入れても凍らず、とろみがつきます。これと一緒にチョコレートを食べると、とろみのついたウィスキーの風味とチョコレートの甘さがぴったりです!
お相手がお酒好きなら、一緒にウィスキーを楽しみながらチョコを食べるのもいいかもしれませんね☆
それでは、素敵なひと時を(^^♪
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