酒井菜摘美人議員

酒井菜摘twitterで放射能発言「がん患者支援の政策」

酒井菜摘美人議員

酒井なつみ議員が、2011年の東日本大震災後に投稿したツイッターでの放射能に関する発言が物議を醸しました。

議員になる前、看護師・助産師時代の発言とはいえ、放射線の健康影響について正しい理解を欠いた内容だったため、インターネット上で激しい批判を浴びたことから、結局そのツイートを削除する事態に至りました。

酒井菜摘放射能発言の経緯と批判内容

2011年3月の東日本大震災と福島第一原発事故の直後から、酒井なつみ氏はご自身のTwitterで一連の放射能に関する投稿を行っていました。

下痢と鼻血は放射線被ばくの初期症

その中の代表的なものが、「3日前からおなかゆるくて下痢気味で、今日は、ちょっとだけだが、鼻血が出た。(><)これは、放射能被曝の初期症状ですか?怖いよ!(><)」というツイートでした。このツイートでは、放射線被ばくによる初期症状として、下痢と鼻血を挙げています。

しかし、実際の放射線被ばくによる症状の現れ方はそう単純なものではありません。適切な科学的根拠に基づいた発言とは言えず、放射線の影響を過剰に恐れる「放射脳」的な内容と受け取られかねない表現でした。

福島の風評被害にも? 看護師経験者が理解不足の発言

また、「昨日も今日も東京、福島の風向きは、北風だから、影響は少ないのかな。ぽっ。」というツイートもあり、この発言については福島からの放射性物質の影響を危惧する違った趣旨の内容となっていました。

これらの一連のツイートは、インターネット上で激しい批判を浴びることとなりました。

放射線被ばくの症状や健康影響に関する理解不足が目立ち、極端で非科学的な主張であるとの指摘が相次ぎました。

さらに、放射能によるリスクを過剰に恐れるがために、福島の風評被害を助長するのではないかとの懸念の声も上がったのです。

関連ツイートは削除済み

結果的に酒井氏はこれらのツイートを削除する処置を取らざるを得ませんでした。

発言当時は議員になる前ということもあり仕方ない部分もありますが、議員候補として不適切な発言であったことは間違いありません。

ネット掲示板などでは、「放射能はともかく、露骨に福島差別してて草」「こんなのばかり立候補させんなよ」など、酒井氏への厳しい批判の声が数多く上がっていました。

酒井菜摘放射能発言「公開討論を欠席、説明責任は果たせるか」

酒井なつみ氏の過去の放射能発言については、いまだに十分な説明がなされていないとの指摘があります。

実際、4月16日に東京15区の立候補者による公開討論会が開催された際、酒井氏は「多忙を理由に」一人だけ欠席しました。

YouTubeチャンネル「デイリーWiLL」などでは、「選挙直前で多忙なのは当然だが、討論の場で突っ込まれることを避けたくて欠席した可能性がある」と分析しています。

確かに公開討論の場となれば、ライバル候補者からこの放射能発言の黒歴史について質問や指摘がなされる可能性は高いでしょう。

そうした場に臨まず欠席したことから、「黒歴史を追及されるのを恐れて逃げた」と受け止められかねません。

多忙を理由に公開討論欠席

一方で、出産や育児で本当に多忙を極めていたという事情もあり得ます。

酒井氏は「女性や子育て世代に寄り添う政治」を掲げる女性政治家ですから、仕事よりも育児を優先したのかもしれません。

しかし、そうだとしても、過去の放射能発言については何らかの釈明や説明が必要不可欠です。

単に削除しただけでは、批判は収まることはありません。ネット上では「トンズラ女」といったあだ名さえ生まれてしまっています。

酒井菜摘看護師経験を生かした政策に注目

酒井なつみ氏は、江東区議時代にがん対策、特にAYA世代(15歳~39歳)のがん患者支援に力点を置いています。

江東区議時代の政策

例えば、自宅で最期を過ごしたい患者への在宅療養費助成制度の創設を求める質問をしています。

医療制度の狭間にあり、介護保険が利用できないAYA世代の患者が、ターミナル期に訪問介護サービスを利用する際の経済的負担を区が助成すべきだと主張しました。

他にも、ウイッグや補正下着の購入費助成、生殖機能温存治療費助成の制度化について、区の施策を働きかけてきたと言います。

自身の経験から経済的負担の軽減策を提言

そこには自身の28歳でがんに罹患し、経済的負担や精神的苦痛を経験した切実な問題意識があります。

自身の経験から、在宅療養費助成やウイッグ・補正下着購入費の助成制度の創設の必要性を強く訴えてきました。

また、がん治療で生殖機能が低下する若年患者への生殖機能温存治療費助成についても、政府の制度を周知徹底することを求めています。

このように、酒井氏は看護師・助産師としての経験と、がん闘病での辛い体験から、具体的な支援施策のニーズを熟知しています。

国会議員となった今は、より広い視野でがん患者だけでなく、経済的負担の軽減策を具体的に提言し続けています。

酒井菜摘の政策「令和6年補選の選挙公報まとめ」

酒井菜摘さんが今回どのような公約を立てて選挙に出馬したのかについてまとめました。

古い政治との決別

  • 政治資金規正法をすぐに改正し、企業・団体献金と政治資金パーティーを全面禁止する
  • コンプライアンス推進本部を新設し、汚職撲滅に努める

子育て支援の充実

  • 全補助金を譲渡レベルの公的な子育て支援に一本化し、児童手当の大幅増額を実現
  • 保育の質の改善と量の確保に努める
  • 児童の就学支援を充実させ、教育費の負担軽減を図る

介護・福祉など社会保障の整備

  • 雇用・介護・医療・福祉・防災の充実など、あらゆる安心して暮らせるサポートを拡充する
  • ワーク・ライフ・バランスを大切な価値観として、同一価値労働同一賃金の実現に努める
  • 最低賃金を1,500円以上に引き上げる

その他、市民と野党の共闘体制で、まっとうな政治を実現することなどが掲げられています。

古い利権政治からの決別、子育て支援の充実、社会的弱者支援に力点が置かれた公約と言えそうです。

野党共闘の背景もあり、いろいろな政党の思惑が含まれた政策になっているようです。

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