りゅうちぇるショック

りゅうちぇる死因は女性ホルモン「もう一人の自分をコントロールできなかった」

りゅうちぇるショック

タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんが、2023年7月12日に東京都内の事務所で亡くなったと報じられています。警視庁は自殺とみているそうです。詳細については、捜査中であるため、まだ明らかにされていません。誹謗中傷に耐えられずに、という憶測が飛ぶ中、誹謗中傷×女性ホルモン注射の影響でというコメントが大きな支持を得ていました。

前も精神的に不安定な印象でしたが、カミングアウトしてから承認欲求も含め、更に不安定さが強まった感じがします。 最近は胸も入れていたし、女性ホルモン注射自体は結構前から始めていたのだと思いますが、これらの副作用で精神的に不安定になる方も多いと聞きます。 そんな中で、SNSでの発信はもしかしたら命取りになったかもしれません。 世間の意見は色々ありましたが、ご家族が最後まで、この方を責めることなく寄り添ってくれたことはすごいことだと思います。ご冥福をお祈りします。

おそらく、りゅうちぇるさんの死因に、女性ホルモン投与の影響は大きかったと考えられます。

りゅうちぇるさんの女性ホルモンによる変化

りゅうちぇるさんは離婚後、豊胸手術や女性ホルモンを投与し、一気に女性らしくなりました。もともと中性的なスタイルでブレイクしましたが、ここまできれいになるのは本当に驚きとともに、多大な努力もあったのだろうと思います。

一方、一気に女性らしくなったということは、女性ホルモンの投与量も、処方の範囲でできるだけ多く投与していた可能性が高いです。

りゅうちぇるの死因が女性ホルモンである根拠

ネットでは、様々な方が女性ホルモンが自殺の死因に関わっているのではとコメントしています。

FTMさん(女→男)の子宮も卵巣も摘出された方で、定期的に打たなければいけない男性ホルモンが切れてくると、だる〜い感じになってくるみたいなことをおっしゃってました。更年期障害のようだという言い方をされてましたが…。 りゅうちぇるさん、性転換手術するのだろうか…したとしても生まれつき女性のような女性にはなれないから(手術も、術後のダイレーションもものすごく痛いそうです)、悩みに悩みを重ねていくことになるんだろうなと感じていました。

誹謗中傷のせいもあるのかもしれないけど、ここまで積極的に露出していたなら、ある程度の覚悟はできていたと思うんですよね。 でも、ホルモン治療をされていたなら、本来の強さなんてかき消すほど、時に精神が崩れます。 自分の場合、前向きに物事の認知を変えようとしても、とても逆らえないものでした。 理由もなく、消えたいと思ったのを覚えています。

など、実際にホルモン注射を経験された方の話や、ホルモン治療を行った経験のある方からのコメントがありした。

このように、りゅうちぇるさんの死因が女性ホルモンではないか、という声が挙がる一方で、

ホルモンバランスの崩れで体調を崩すことはあっても、そのせいだけで自殺率が上がるデータはないです。ホルモン注射で自殺率が上がるデータもありません 確証があるなら裏付けるデータを出すべきです データも出せずに主張し続けるなら、根拠もない批判を手に各種業界と戦うことになる訳だが、それを望むなら続ければいい ヤフコメでこの手の論調を支持する人達は自分が「ryuchellを責めてきた」と自覚のある人達ばかりでしょう

というコメントもありました。そこで、実際に調べてみると以下のようなデータがありました。

そもそも、性同一性障害と自殺願望の頻度についての医学論文には、自殺念慮(自殺を考えたことがある)、自殺企図(自殺を実行したことがある)の割合がまとめられています。

りゅうちぇるさんの場合は男性から女性なのでMTFにあたりますが、非常に大きな割合となっています。これは社会的な面と、ホルモン治療などによる心と体のバランスの崩壊などが影響されていると考えられます。

また、テストステロンと自殺企図の関係という記事では、自殺企図のある男性はテストステロン値が低い、という示唆されています。ホルモン治療により女性ホルモンが増えることでテストステロンの値が相対的に下がることで、自殺企図傾向が強まったとすれば、ホルモン注射による影響があったとみてもいいのではないでしょうか。

【追記】りゅうちぇるさん友人に「最近ホルモンバランスが悪い」と漏らす

2023年7月13日の文春オンラインの記事で、りゅうちぇるさんが友人に『最近ホルモンバランスが悪い』『女の子は本当大変なんだ、毎月生理とか本当に尊敬する』『これから体調悪くなるのが見えてるけど負けない』と話していたことが最近がが載っていました。

今年5月の話でその時は深刻な様子だったとあります。りゅうちぇるさんは痛いのが嫌で「手術はしたくない」といっていたとのこと。もともと、髭も濃く隠すのが大変、とインタビューに答えていたこともあり、睾丸摘出も行っていないことを考えると、あれだけ女性らしい身体にするには、相当量の女性ホルモン投与が必要だったのではないでしょうか。少なくとも、濃いめの男性ホルモンとのバランスを取るのは相当大変だったと考えられます。

りゅうちぇるさんの死因にもう一人の自分

以前、占い番組に出演されたりゅうちぇるさん。占い師の木下レオンさんから、次のようなアドバイスをもらっていました。

木下レオンさん
木下レオンさん

2023年は転換期に入った。本当に人生が変わる10年のスタートの年。ただ占いに出ているのは、もう一人の自分をコントロールできていない。これで苦しむと出ている。

また、しいたけ占いのしいたけさんとの対談で、しいたけさんの質問に対し、

りゅうちぇる<br>さん
りゅうちぇる
さん

心は人見知りのままなんですけど、意外にしゃべれたりします。

と答えています。このころはカミングアウト前だったとはいえ、いつも表にでているりゅうちぇるさんと本来の比嘉龍二さんとの間で常に葛藤があったと考えられます。

この危うい葛藤状態が、ホルモンバランスの乱れによって、均衡していた状態が崩れ、自殺企図につながったと考えらます。

りゅうちぇるさんの責任感の高さがあだに……

また、同じ対談で、木下さんから、

木下レオンさん
木下レオンさん

これをなくす方法は「誰かのために尽くす」ということ

というアドバイスをもらったことに対し、りゅうちぇるさんは

りゅうちぇる<br>さん
りゅうちぇる
さん

私が出ることで救われる人が1人でもいるのであれば、表にでなきゃなとは思います

と答えています。個人的には「誰かのために尽くす」と言われりゅうちぇるさんなら、離婚されたぺこさんやリンク君に尽くすことが最善だと思います。

でも、あくまでみんなのりゅうちぇるでいるべき、という考え方だったのでしょう。表にでなきゃ、という言葉がとても気になります。

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