東京・新宿区の高層マンションで起きた25歳女性(平澤俊乃)刺殺事件。
51歳の男(和久井学)が現行犯逮捕されましたが、一見単なる犯罪とは思えない深い背景がありました。
被害者の平澤俊乃さんと加害者の和久井学の間には、過去に金銭トラブルやストーカー行為があり、それが一触即発の危険な関係に発展していたのです。
平澤俊乃は平明日香という名前のキャバ嬢として活躍していた!
新しい情報です。平澤俊乃は平明日香という名前で活躍していたということです。
instagramには様々な写真が載っていますが、たしかに、和久井学容疑者の部屋にあったボトルの写真と似ています。
この後続々と情報が出てくると思いますが、相手がキャバ嬢でかつかなり有名だったことを考えると、営業の中で貢いだ結果なのか、それとも、結婚を匂わせて引っ張ったのかがとても重要になってきます。
平澤俊乃はキャバ嬢というより経営者だった
被害者の平澤俊乃さんは25歳。東京都新宿区在住、ガールズバーの経営をしていたと報道されています。
約4年前までは東京のガールズバーで勤務しており、そこで和久井学と出会っています。
親しい間柄だったのか、和久井学から多額の現金を渡され、ある種の師弟関係やパトロン関係にあったと目されています。
和久井学は自称配送業で元ストーカー
一方の加害者、和久井学容疑者(51)は神奈川県川崎市在住の自称「配送業」です。
重要な点が、この和久井学には過去に平澤さんに対するストーカー行為の前科があったことです。
実は2022年5月、和久井学は平澤さんに対するストーカー規制法違反容疑で一度逮捕されています。つまり今回の事件に至るまでに、一度は改心する大きな機会があったと言えるでしょう。
にもかかわらず、和久井学は執着心を手放せずにいた様子。
供述によると、平澤さんに「1000万円以上払っており、金を返してもらうつもりだった」との金銭トラブルを抱えていたことが分かっています。
和久井学と平澤俊乃の出会い
和久井学と平澤俊乃さんの出会いは、約4年前にさかのぼります。
当時平澤さんがガールズバーで勤務していた頃、和久井学がそこに客として訪れたことがきっかけでした。
おそらくはパトロン関係と呼ばれる、お金を支払う男性客とホステスの個人的な関係が構築されたものと推測されます。
平澤さんの無職という立場から考えると、この当時から和久井学から経済的な支援を受けていた可能性が高いでしょう。
しかし、このまとめられた表をみると、バイク・車を売却した後にトラブルとなっていることがわかります。経済的な支援を受けたあと、何らかの反応(おそらく別れ話など)があり、そのお金を返してもらおうとしていた、という話もつじつまが合います。
平沢俊乃結婚詐欺説濃厚で自業自得「男が勝手に投げ銭しただけ」
事件に至る経緯
しかし、平凡に見えたこの関係も次第にゆがんでいったようです。
和久井学がストーカー容疑で一度逮捕されたのは2022年5月のことでした。
平澤さんが計3回にわたり「自宅前で和久井学に待ち伏せされている」と110番通報していたことがその原因でした。
平澤さんに対する一方的な執着が高じ、ついにはストーカー規制法に触れてしまったわけです。
しかし、それでも和久井学の執着は収まらず、今回のような重大な犯行に発展してしまいました。
金銭的な問題も大きなトラブルの種になっていたようで、和久井学は「1000万円以上を渡したのに金を返してもらえなかった」と供述しています。
愛した相手から金を引き払われたことに加え、再びストーカー扱いされたことが引き金になり凶行に走ったのかもしれません。
事件当日の和久井学の動き「誰か助けて!」
2024年5月8日午前3時頃、和久井学は東京・新宿区の平澤俊乃さん方を訪れ、痛ましい犯行に及びました。平澤さん宅のあるタワーマンション敷地内で、果物ナイフを武器に平澤さんの腹や首をさした挙げ句、「体を傷だらけにしようと思って刺した」と供述しているほどの凶行でした。
目撃証言によれば、平澤さんは「誰か助けて」と声を上げながら、脱ぎ捨てられたサンダルを残して必死に逃げ回っていたそうです。深手を負いながらも何とか外に脱出しようとしていた最期の姿が、事件の残虐さを物語っています。
今回の事件は、一度ストーカー容疑で摘発されながらも、加害者に反省の色が見られなかった典型例と言えるでしょう。更生の可能性があるにもかかわらず、執着心から抜け出せずにいた和久井学の姿勢は、きわめて遺憾と言わざるを得ません。
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