気象庁地震速報の女性

鎌谷紀子プロフィール「地震会見の人じゃねーよ!」近藤春菜のギャグになるのも近い!

気象庁地震速報の女性

震度5弱の地震が発生した際、地震の状況や今後の地震活動の見通しについて気象庁が説明する地震会見。その地震会見に出てくる女性として話題になっているのが鎌谷紀子(かまや・のりこ)さん。

そんな鎌谷紀子のご家族は?結婚してるの?夫はどんな人?お子さんはいるの?といった疑問にお答えできるよう鎌谷紀子さんのプロフィールをまとめてみました。wikiには掲載されていないので、当ページがwikiの代わりになるように調べてみると、近藤春菜にも似てると言われた可愛い容姿とは裏腹に、学歴・経歴も非常に優秀で着実にキャリアを重ねられている超エリートな姿がわかってきました。

鎌谷紀子さんのプロフィール

調査した結果をプロフィールにまとめました。

名前:鎌谷紀子(かまや・のりこ)

年齢:55~56歳 ※2023年5月13日時点 2022年6月22日時点で55歳(福井新聞より)

出身地:福井県越前市

高校:福井県立武生高等学校

大学:東北大学

大学院:東北大学大学院(博士後期課程)

1994年気象庁入庁後、一貫して地震関連の部署を歴任。外務省一等書記官任務、東大地震研究所准教授などを経て、2022年4月地震火山部地震津波監視課にて初の女性課長となる。

2021年の地震情報企画官に担当した地震会見で、声や姿が近藤春菜さんに似ていると話題に。

地震会見の際の丁寧かつ分かりやすい語り口で視聴者からの評判も高い。

鎌谷紀子さんが近藤春菜に似てるとネットで話題に

まずは、こちらをお聞きください。

これは、2021年2月13日宮城・福島で震度6強を観測した地震に関する記者会見です。近藤春菜さんが喋っています、と言われても違和感がありません。失礼ながら私は思わず、ちょwwと噴き出してしまいました。

この時、2021年2月14日深夜1時10分。ただでさえ「え?女性が?」と思った中に、突然、近藤春菜似女性の登場に、twitterではざわめきが広がりました。

気象庁の会見された鎌谷紀子地震情報企画官、ネットではハリセンボンの近藤春菜さんって呼ばれてますがwww僕は単なるパフォーマンスの抗議だけのオシャレな白いスーツ着てる議員よりか、地味な作業着姿の賢明な人の方がとても素敵だと思います😄

近藤春菜ちゃんっぽい人だと言われた気象庁の鎌谷紀子さん、元々研究者なのね

近藤春菜かと思ったら~、 気象庁の鎌谷紀子でした~。 チクショー!! #近藤春菜 #鎌谷紀子

ちなみに、当時、鎌谷さんは本来記者会見に立つ役職ではありませんでした。しかし、非常に大きな地震で課長が判断に当たっているときは、地震情報企画官が記者会見に立つことになっていたため、この日の会見に立っています。

現在は、地震火山部地震津波監視課課長となったため、震度5弱以上の地震が発生した際は会見が開かれるのでより見る機会も増えてきます。ちなみに、2023年5月11日に千葉で発生した震度5強の地震の際も

最近、千葉や能登の地震でよくテレビに出ている気象庁の #鎌谷紀子 課長。 「どこかで見たなー」と思って、ぐぐろうとしたら「鎌谷紀子近藤春菜」と予測変換されて、あ〜 となった。

気象庁 鎌谷紀子氏、毎回思うんだけどハリセンボン近藤春菜みが止まらない件 #HARUNAまとめ#スッキリ

という似てるツイートが見られました。

ちなみに、会見時の写真と近藤春菜さんの写真と並べてみましたが、雰囲気は似ているもののさすがに並べてしまうと違いが分かってしまうので、そっくり!とはいきませんでした。

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個人的には、声推しです。姿以上に声は本当に似てると感じます。

鎌谷紀子さんの家族(夫、子供)について

鎌谷紀子さんには二人の娘さんがいることはわかっています。

気象庁職員募集案内の職員インタビューの中で、鎌谷紀子さんはすでに結婚していること、子供も娘さんがお2人いらっしゃること、子供を出産してもキャリアを続けることができたことなどを話されています。

テレビ番組「イット!」の取材でも、娘さんなどご家族はスキー旅行を計画しているそうですが、鎌谷課長は行けない、という話をされています。(その日は奮発して1人でホテルを予約して過ごしたとのことです。もちろん、ホテルは気象庁の近くです)

一方、夫の話は不自然なくらいどこにも出てきていません。先ほどの「イット!」の中で家族に触れた際も、イラストには娘さん二人のすがたのみ。。。

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いろいろと勘ぐってしまいますが、2022年6月の福井新聞の取材動画の中で、左手が映ったところをスクショ。よく見ると、左手の薬指に指輪をつけているので、結婚はされていると思います。

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現在は住み慣れた自宅を離れ、家族とも離れて単身赴任でいるとのこと。寂しいと思うこともあるとのことですが、仕事に集中できる環境なので快適ですとありました。重責大変だと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいなと思います。応援してます!

鎌谷紀子さんの経歴・学歴

鎌谷紀子さんのプロフィールの中でも、とにかく輝いて見えるのが、経歴・学歴の部分です。経歴部分では地震の文字でびっしり埋まっていて、地震に関する研究や講師として一貫したキャリアを積まれていることがわかりました。

気象庁での鎌谷紀子さんの経歴

鎌谷紀子さんの気象庁での経歴です。まさに地震のエキスパートとしての経歴がずらーっと並びます。

2022年4月 - 現在 気象庁 地震火山部地震津波監視課 課長 
2021年4月 - 2022年3月 気象庁 気象研究所 地震津波研究部 室長 
2020年4月 - 2021年3月 気象庁 地震火山部 地震情報企画官 
2018年4月 - 2020年3月 東京大学 地震研究所 地震火山噴火予知研究推進センター 准教授 
2016年4月 - 2018年3月 気象庁 地震火山部 評価解析官 
2013年4月 - 2016年3月 外務省 在ウィーン国際機関日本政府代表部 一等書記官 
2009年4月 - 2013年3月 気象庁 気象大学校 講師 
2005年4月 - 2009年3月 気象庁 地震火山部 調査官 
2001年10月 - 2005年3月 気象庁 地震火山部 活断層情報係長 
2000年4月 - 2001年9月 気象庁 地震火山部 技術専門官 
1998年4月 - 2000年3月 科学技術庁 研究開発局地震調査研究課 地震調査官 
1997年1月 - 1998年3月 気象庁 精密地震観測室 研究官 
1995年12月 - 1997年1月 国際データセンター 地震解析官 
1994年4月 - 1995年11月 気象庁 地震火山部 技官 
(researchmap、J-global、を基に筆者編)

特に、地震会見を担うことの多い、気象庁 地震火山部地震津波監視課 課長という役職。1984年に設置されて以来、女性の課長は初めてとのこと。どれだけ優秀なのかがわかります。もちろん、それまでの経歴も地震に関連したものばかりです。

ただ、外務省 在ウィーン国際機関日本政府代表部 一等書記官 だけ、地震というワードが入っていなかったため調べてみました。すると、CTBTO(核実験禁止条約機関準備委員会)というのがあり、そこで核実験の探知に関する研究や、日本の津波警報システムなどの活用が行われているようです。

勤務地はオーストリアのウィーン。英語も堪能でずっと勉強されてきたとのこと。ただ、さすがにウィーン時代は専門用語が飛び交う状況に最初は苦労されたそうです。

ちなみにCTBTOが求める職員の資質の中に、

CTBTにおける核実験探知技術(地震波・水中音波・微気圧振動・放射性核種)の観測、解析等の経験を有する専門家
(参照:外務省 国際機関人事センター CTBTOで働くために)

とありました。やはりここでも地震の専門家として勤務されていたことが分かります。これだけの経験を積まれた方は、国のトップの気象庁といってもなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。女性初の登用にも納得です。

その仕事ぶりに触れた投稿もありました。

一人で作られたわけではないと思いますが、地震発生から短時間で情報をまとめ、それをわかりやすく説明し、丁寧に受け答えをする。並大抵の能力ではできないです。こういう方がいると、地震で不安な状況の中でも、ふと心を休めることができるなー、と感じました。

鎌谷紀子さんの学歴

鎌谷紀子さんの気象庁入庁前の学歴です。

1991年4月 - 1994年3月 東北大学大学院 理学研究科 地学専攻博士後期課程 
1989年4月 - 1991年3月 東北大学大学院 理学研究科 地学専攻博士前期課程 
1985年4月 - 1989年3月 東北大学 理学部 地学科地学第二 
 ※つくば万博が開催されたのは1985年3月~9月)
1981年4月 - 1985年3月 福井県立武生高等学校
1977年4月 - 1981年3月 越前市内の中学校
 ※アニメ「銀河鉄道999」が放映されたのは1978年~1981年
1970年4月 - 1977年3月 越前市内の小学校
 ※アニメ「宇宙戦艦ヤマト」が放映されたのは1974年~1975年

(researchmap、J-global、福井新聞のインタビューを基に筆者編)

福井県立武生高校は、サイバーエージェントの創業者で社長の藤田晋さんや、東大王で”日本語の絶対王者”の異名をもつ伊藤七海さんが出身。福井県でも1,2を争う県内の名門公立高校で、偏差値は66と言われています。

福井新聞のインタビューの中では、

  • 中学の時から高校の地学の参考書を読んでいたこと
  • アニメ「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」やつくば万博の影響で地球科学への興味が深まったこと
  • 高校が福井県立武生高校であること
  • 大学院では火星の内部構造を研究していたこと
  • サイエンスの知見を社会に活かせるところで働きたいという思いで気象庁に入ったこと

が書かれていました。いまでいう「リケジョ」として、小学校のころから進んできた鎌谷紀子さん。リケジョとしてのキャリアパスを多くの方に示されています。

鎌谷紀子さんのSNS(Facebook、インスタ、twitter、youtube)について

鎌谷紀子さんのfacebookのプロフィールが判明しました。勤務先などもあっているのでご本人のものでしょう。

kamaya-noriko-profile-facebook

投稿は非公開になっているため、やり取りなどはわかりませんでした。友達つながりで調査しましたが、同じ苗字の方がいらっしゃいました。旦那さんの苗字だった場合は、義理の妹さんかもしれません。

そのつながりで、福井県の鎌仁商店というお店が出てきました。代表取締役は鎌谷孝之さん。苗字が同じなので、何らかのつながりはあると思います。苗字が旧姓だったらご実家。旦那さんの苗字であれば嫁ぎ先でしょう。ただ、社長の奥様だとしたら今のようなキャリアは踏めない気がするので、社長が旦那さんではないと思います。

鎌谷紀子さんの人柄を表すエピソード・仕事に対する姿勢

あ、また気象庁の鎌谷紀子さんが説明してらっしゃる さっそうとして、かつ温かみのある声は素晴らしい (雰囲気的に、肝っ玉母さんっぽい頼もしさ安心感が感じられます) 東北大学理学部〜大学院地学専攻博士後期課程か さすがだなあ

今朝の #気象庁 による記者会見をしていた地震火山部地震津波監視課長の鎌谷紀子さん 過不足ない素晴らしい説明と短時間であれだけの資料を作る職員さんも含め、どれだけ優秀なんだと経歴をみたら あまりの地震プロすぎて朝から震えてる ((((;゚Д゚)))))))ガクブル #3号関#春菜

と、鎌谷紀子さんの会見はとても高い評判を獲得しています。それもそのはず、鎌谷紀子さんのプロ意識について、様々な取材から読み取れます。

記者会見の際に心がけていることについては、

  • 「国民の命と財産を守る使命があり、迅速で正確な情報発表ができるよう心がけている。大きな地震の後、被災地はとても不安だと思う。気持ちに寄り添い、何が起こっているか分かりやすく説明していきたい」
  • 「分かっていることと分かっていないことを、サイエンス(科学的な知見)を基に正確に正直にお伝えすること」「防災上の留意事項もしっかり伝えていく」と語った。
  • 「実家にいる高齢のお母さんが被災地にいたら、何を知ってほしいかを考えている」

と語っています。また、普段の生活で心がけていることについては、

  • 地震を24時間監視している部署から携帯電話に連絡が入るため、いつでも頭がフル回転するようにしていないといけない
    ※実際にお風呂の中で携帯を取ったことが2回ぐらいあり、泡だらけで取ったことも。
  • 何かあればすぐに気象庁に駆け付けるため、晩酌は自粛、趣味だった休日の温泉旅行も今は控えている。
  • 入浴時も携帯電話を防水の袋に入れて持ち込んでいる
  • 現在は危機管理宿舎に住み、自転車で15分で駆け付けられるようにしている

という事を意識されているとのこと。

鎌谷紀子さんのマスクが気になる!

鎌谷紀子さんが会見で以前つけていたマスクが特徴的で気になった方も多いようです。気になりすぎて不評をかい、2022年8月からリニューアルされたそうです。なお、先日の2023年5月11日の地震会見ではマスクも外れました。もうマスクは見られません。

どういうマスクだったのかは下記の写真をご覧ください。

kamaya-noriko-profile-mask
FNNプライムオンライン

このマスクは、聴覚障害の方に限らず、口元が見えることで何を話しているのかや意図が分かりやすくなり、表情もよく見えます。聞いてる方が理解しやすくなるようにという意図でつけられたそうです。会見では手話通訳者さんもいるのですが、より多くの方へ正しくわかりやすく伝えるための配慮とのこと。

一方で、

真面目な話として、マスクを替えたほうがいい。 重要な話なのに、例えば、ぬいぐるみを着て報告しているような印象を覚えた。 話が全く入ってこない。

マスクが変で内容が入ってこない。普通のマスクかせめてフェイスシールドにして欲しい。

こちらのマスクに対して、独特な形状をしているということもあり、「マスクに気を取られて説明が頭に入ってこない」といった、指摘もあったそうです。そこで2022年8月にリニューアルとなりました。現在は新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、マスクも外れたようです。

鎌谷紀子さんをテレビで見るためには

気象庁では、震度5弱以上の地震を観測した際、地震発生後1~2時間後に、地震の状況や今後の地震活動の見通しについて報道資料として発表します。さらに、震度5強以上の地震を観測した際緊急記者会見を開き担当者の言葉で直接説明します。

この会見は担当者が決まっていて、通常は地震津波監視課長(今の鎌谷紀子さんの立場)が行います。ちなみに、課長が警報などの判断にあたっている際は、気象庁地震情報企画官が会見をするそうです。実は2021年2月福島・宮城両県で発生した最大震度6強の地震の際、鎌谷紀子さんが午前1時過ぎから記者会見を担当したのも、このような対応が決められていたからです。

では、鎌谷紀子さんをテレビで今後見ることはできるのか?もう見れなくなってしまうのか?と思いました。地震はいつ発生するかわかりません、しかし、これまで、震度5強以上の地震がどの程度発生しているのかという履歴から、どのくらいの期間でお会いできるのかはわかると思い調べてみました。

tenki.jpの過去の地震情報によると、2022年4月から2023年3月までの間に発生した震度5弱以上の地震(震度5強以上は太字)は以下の通りです。

  • 2023年02月25日22時27分頃 釧路沖 5弱
  • 2022年11月09日17時40分頃 茨城県南部 5強
  • 2022年10月21日15時19分頃 福島県沖 5弱
  • 2022年10月02日00時02分頃 大隅半島東方沖 5弱
  • 2022年08月11日00時53分頃 宗谷地方北部 5強
  • 2022年08月11日00時35分頃 宗谷地方北部 5弱
  • 2022年06月26日21時44分頃 熊本県熊本地方 5弱
  • 2022年06月20日10時31分頃 石川県能登地方 5強
  • 2022年06月19日15時08分頃 石川県能登地方 6弱
  • 2022年05月22日12時24分頃 茨城県沖 5弱
  • 2022年04月19日08時16分頃 福島県中通り 5弱

全部で震度5弱以上は11回観測されており、そのうち震度5強以上は4回ありました。ちなみに、2023年4月以降については、震度5弱以上はすでに4回、そのうち震度5強以上は3回発生しています。

  • 2023年05月13日16時10分頃 トカラ列島近海 5弱
  • 2023年05月11日04時16分頃 千葉県南部 5強
  • 2023年05月05日21時58分頃 石川県能登地方 5強
  • 2023年05月05日14時42分頃 石川県能登地方 6強

もちろん、地震によって多くの被害が出るケースもあるため、楽しみにする、という言い方は適切ではありません。ただ、思っていた以上に多くの地震が起きているので、日ごろの備えを行いつつ、もし地震が起きたときは、鎌谷紀子さんの登場で心を落ち付かせたいようと思います。

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