私は、小さな変化でも不安になり、よく産婦人科へ相談をしたり、ネット検索をしていました。
しかし、産婦人科で相談をしても軽く受け流される事が多く、病院との温度差はとても大きいと感じていました。
「初産でわからない事ばかりなのだから親身に相談に乗ってくれてもいいのではないか」とよく思っていました。
また、ネット検索では、情報が錯そうしており、最悪のケースばかりに目が行きがちになり、安心をしたいが為の行動なはずなのに、なぜか不安が増す一方でした。
私のように妊娠中に悩みを抱えている妊婦さんが多くいるではないかと思います。そんな人たちのために、私の体験談をご紹介いたします。
はじめての妊娠の妊娠で気になった3つのこと
私は、はじめての妊娠で神経質になっており、下記の3点は常に不安に思っていました。
これは、妊娠中の皆さんも気を付けた方が良い点だと思います。
・おりものの色や量、質の変化
・妊娠中NGの食べ物
・お腹のハリ
私は、妊娠10週目のときに切迫流産となり、約2週間入院をし、退院後も自宅安静となりました。
その当時、仕事が多忙でした。無理をしている事は十分わかっていたのですが、仕事仲間に迷惑をかけられない思いもあり、仕事をこなす日々でした。
残業の帰り道は、おなかをさすりながら赤ちゃんに「ごめんね」と言っていました。
そんな中、数日前から茶色のおりものが出ている事が気になり、有給休暇を頂き産婦人科に行きました。
そこで、「切迫流産」という診断を受けたのです。
「流産」という言葉に頭が真っ白になりました。先生のお話をよく聞くと、「切迫流産」とは、「流産」をしたのではなく、「流産する恐れがある」という意味でした。
一安心はしたものの、無理をしてしまった自分を責め、会計前の待合室で耐え切れず泣いてしまいました。
今になって思うと、茶色のおりものは「赤ちゃんからのSOS」だったのかもしれません。
それから、私はおりものの色や量、質の変化に特に敏感になってしまいました。
初めての妊娠の時、相談すべき人は?
はじめての妊娠では、はじめて経験する事ばかりで不安なことが多いかと思います。
いろいろな悩みを誰に相談をしたらよいのかわからないと思います。
私の場合は、病院以外では夫、実母、先輩ママに相談をし、不安を和らげていました。
しかし、赤ちゃんの体調の事になるとやはり病院に相談をするしかありませんでした。もし、病院との相性が悪く、不安が増加するのであれば私は病院を変えてみるのもいいと思います。
また、ネット検索をしすぎるのはよくないと思います。
私は、投稿されている方との症状と自分の症状をあてはめては、「同じ病気かもしれない」と不安が増してしまいました。
というのも、34週を迎えた頃、おりものの量が増えた事やお腹自体が小さくなり下にさがってきているような気がして、不安になっていました。
なぜなら、ネットで検索をすると、おりものの量が増えたり赤ちゃんが下にさがってきているのは「陣痛の兆候かもしれない」とあったからです。
まだ、正産期に入っていない為、生まれるには早いです。
不安な思いから病院へ行きましたが、親身に相談に乗ってはもらえませんでした。
産婦人科では「赤ちゃんが元気か気になるのであれば、エコー検査をしますか?〇〇円費用がかかりますけど。あなたの判断に任せます。」と言われました。
確かにエコー検査をして、赤ちゃんの様子を見れば安心するかもしれません。
でも、金銭的な負担を考えると不安の都度エコー検査はできませんでした。
私は、ほかの妊婦さんで同じような症状の方はいないのか、などを教えて頂きたかったです。
病院側としても、1日数十人の患者を診察する為、1人の患者にかけられる診察時間は限られているのでしょう。
その為、妊婦の悩みにひとつずつ寄り添う事は難しいのかもしれません。
それは重々承知しています。それでも、大切な命を預かっているママを安心させてくれる言葉は欲しかったのです。
私は、里帰り出産をする為、里帰り先の産院に電話にて相談をしました。
また、夫の知人で医療従事者の方がいた為、夫が確認をしてくれました。
すると、2か所ともに同じ内容の回答が返ってきました。
「後期だとおりものが増える。出血や下腹部痛、かゆみがなければ気にする事はない。おりものがサラサラに変わった場合は、破水の可能性がある為、早めの受診をするように。また、お腹の大きさは赤ちゃんの位置や向きによって変わるし、下にさがっているからと言って悪いというわけではない。」との事でした。
私は安心をする事ができました。どうして通院している病院ではその回答をもらえなかったのか。
直接会っている方から言って頂いた方がより安心できたのではないかと思います。
今思えば、マタニティライフは常に不安との闘いだったように思います。もちろん、赤ちゃんの胎動を感じたときなど幸せいっぱいでもありました。今後、第2子を授かった際は、もっと穏やかな気持ちで赤ちゃんの成長を楽しめるよう、今回の教訓を活かしていきたいと思います。
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